殯の宮(読み)モガリノミヤ

デジタル大辞泉 「殯の宮」の意味・読み・例文・類語

もがり‐の‐みや【×殯の宮】

あらきのみや」に同じ。
「―を広瀬に起つ」〈敏達紀〉

あらき‐の‐みや【×殯の宮】

「あらき」のための仮の御殿。もがりのみや。

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精選版 日本国語大辞典 「殯の宮」の意味・読み・例文・類語

もがり【殯】 の 宮(みや)

  1. (もがり)のための仮の宮殿。あらきのみや。ひんきゅう。
    1. [初出の実例]「是(こ)の時に、殯(モカリノ)宮を広瀬に起(た)つ」(出典日本書紀(720)敏達一四年八月(前田本訓))

あらき‐の‐みや【荒城宮・殯宮】

  1. 〘 名詞 〙(あらき)のための仮の宮殿。死者の住んでいた所や墓地と定められた所の近くなどに設けた。古くは喪屋(もや)を作ってあてたが、元明天皇以後は、正室または寺院などを用いた。あがりのみや。もがりのみや。ひんきゅう。

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