殺し場(読み)コロシバ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「殺し場」の意味・わかりやすい解説

殺し場
ころしば

歌舞伎の殺人場面およびその演出をいう。仇討物なかで多く行われる。敵にめぐり合いながら,逆に返り討ちになるという設定で,殺人場面が歓迎された。また世話物では,「縁切り」の結末として設けられるのが常である。闘争 (立回り) で見せる型やそれを彩る音楽によって,残忍さを美的に表現する工夫がなされている。幕末期には退廃的な世相を反映して,責めさいなむ「責め場」の要素を加え,刺激の強い悽惨な演出も行われるようになった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む