比津村(読み)ひつむら

日本歴史地名大系 「比津村」の解説

比津村
ひつむら

[現在地名]松江市比津町・比津が丘ひつがおか一―四丁目

法吉ほつき村の西に位置し、南は黒田くろだ村・国屋くや村。中世は法吉郷に含まれていたとみられ、建長元年(一二四九)六月日の杵築大社造営所注進状(北島家文書)に「法吉・比津村」とみえる。正保国絵図に村名がみえる。天和二年(一六八二)検地では本田高二八四石余であったが、うち二八石余の引方があり、残高内訳は田高二三八石余・畑高一七石余(寛政四年「島根郡西組村々万差出帳」土井家文書)。元禄十年出雲国郷帳によると高三三七石余、寛文四年(一六六四)には本田高三三一石余・新田高三石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む