比謝村(読み)ひーじやむら

日本歴史地名大系 「比謝村」の解説

比謝村
ひーじやむら

[現在地名]読谷村比謝ひじや大木おおき

伊良皆いらんま村の南にある。もとは比謝ひじや橋の北側の現比謝矼ひじやばしの位置にあったが、比謝ひじや川の氾濫のため水害を多く受け、尚王の代(一八〇四―三四)大湾わん村の北側の芭蕉畑であった現在地に集落を移したと伝える。比謝(ヒージャ)は東の意で、読谷山ゆんたんじや間切の東にあることからこの地名が付いたとされる。絵図郷村帳に「ひじや村」とみえる。琉球国高究帳に村名はみえず、「琉球国由来記」にも村名・拝所ともみえない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む