比謝村
ひーじやむら
[現在地名]読谷村比謝・大木
伊良皆村の南にある。もとは比謝橋の北側の現比謝矼の位置にあったが、比謝川の氾濫のため水害を多く受け、尚
王の代(一八〇四―三四)に大湾村の北側の芭蕉畑であった現在地に集落を移したと伝える。比謝(ヒージャ)は東の意で、読谷山間切の東にあることからこの地名が付いたとされる。絵図郷村帳に「ひじや村」とみえる。琉球国高究帳に村名はみえず、「琉球国由来記」にも村名・拝所ともみえない。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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