毘沙門亀甲(読み)びしゃもんきっこう

精選版 日本国語大辞典 「毘沙門亀甲」の意味・読み・例文・類語

びしゃもん‐きっこう‥キッカフ【毘沙門亀甲】

  1. 〘 名詞 〙 文様一つ毘沙門天が着用している鎖鎧(くさりよろい)の鎖の表現が、三盛亀甲(みつもりきっこう)をつなげた形であるところから、この種の文様を総称していう。
    1. 毘沙門亀甲〈模様雛形〉
      毘沙門亀甲〈模様雛形〉
    2. [初出の実例]「更によく見れば全体に大柄の毘沙門(ビシャモン)亀甲が浮かび上ってくる」(出典鬼怒川(1975)〈有吉佐和子〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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