毛利登(読み)モウリ ノボル

20世紀日本人名事典 「毛利登」の解説

毛利 登
モウリ ノボル

昭和期の美術史家 元・東京芸術大学美術学部教授。



生年
明治35(1902)年12月

没年
昭和62(1987)年1月20日

出身地
東京都

学歴〔年〕
東京美術学校図案科〔昭和2年〕卒

経歴
昭和2年宮内省で即位大礼用の神宝類の図案を担当した。戦後は東京国立文化財研究所修理技術研究室長、東京芸大教授を歴任日本文様史を専門とし、著書に「装飾デザイン事典―すぐに使えるヨーロッパ伝統文様」(「装飾のハンドブック改題)がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「毛利登」の解説

毛利登 もうり-のぼる

1902-1987 昭和時代の美術史家。
明治35年12月14日生まれ。昭和2年宮内省で即位大礼用神宝類図案を設計。戦後は東京国立文化財研究所修理技術研究室長をへて,38年東京芸大教授となる。日本文様史を研究。昭和62年1月20日死去。84歳。東京出身。東京美術学校(現東京芸大)卒。著作に「日本の文様美術」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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