毳毳(読み)ケバケバ

精選版 日本国語大辞典 「毳毳」の意味・読み・例文・類語

けば‐けば【毳毳】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙けば(毳)
    1. [初出の実例]「美濃紙の表紙を開くと、黴臭いケバケバの立って居る紙の面に」(出典:少年(1911)〈谷崎潤一郎〉)
  2. [ 2 ] 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる ) 色、格好、形などが特にあざやかに目立つさま、また、どぎつく、はでで品のないさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「濁黒(どすぐろ)い顔に眉と髭の歴々(ケバケバ)と濃い〈略〉男が」(出典多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む