氏子組織(読み)うじこそしき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「氏子組織」の意味・わかりやすい解説

氏子組織
うじこそしき

地域社会の守護神あるいは産土神 (うぶすながみ) として祀られている氏神を,氏子である村人が共同で維持するために構成した組織。祭礼などを通じ,一つの集団としての団結強化をはかるうえで大きな役割を果した。組織総代に村落の有力者が就任することにより,階層的支配の機能も果した。また近畿地方などでは,氏子のなかから神を祭祀する宮座を発達させてきた地域もある。氏子組織は地域組織と一体化している場合が多いが,都市化による転入者の増加によって,両者の組織を分離する地域も出てきた。

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