気受(読み)きうけ

精選版 日本国語大辞典 「気受」の意味・読み・例文・類語

き‐うけ【気受】

〘名〙 他人がその人やその人の行動に対してもつ感情世間評判。うけ。
※殿村篠斎宛馬琴書簡‐天保四年(1833)三月八日「左様いたし候てはかし本やの気受あしく可之存候而」
夜明け前(1932‐35)〈島崎藤村〉第二部「一般の人々の気受も薩摩捷報をよろこぶ色がある」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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