化学辞典 第2版 「気-固相反応器」の解説
気-固相反応器
キコソウハンノウキ
gas-solid reactor
気体と固体とを接触させて反応を行わせる反応器のこと.回分操作形式と連続操作形式の反応器がある.後者には,溶鉱炉,ガス発生炉など固定層形式のもの,重力により固体粒子を降下させていく移動層形式のもの,セメントのロータリーキルン型焼成炉など回転形式のもの,硫化鉱の燃焼に用いられるヘレショフ炉など段塔形式のもの,さらには流体の流速によって粉粒体を流動化させる流動層形式,粉粒体を吹き飛ばしながら反応を行う輸送形式のものなどがある.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報