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段塔 だんとうplate column; tray tower

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

段塔
だんとう
plate column; tray tower

熱移動や物質移動を異相間で行わせる目的で,両相の良好な接触をはかる棚段を数多く設けた代表的接触装置である。棚段塔ともいう。蒸留の精留塔,ガス吸収の吸収塔として用いられる。最も普通に使われる段塔は泡鐘塔 (ほうしょうとう) で,段板を泡鐘段といい,各段板に短い円筒形の蒸気上昇孔を設け,その上に帽子をかぶせてある。この孔を通って上昇する蒸気は,帽子の縁の鋸歯状スロットから気泡となって液相を通過するとき接触が行われる。ほかに多孔板塔があり,これは各段板が,単に有孔板や金網でできているもので,構造が簡単で性能がよく,空気分離塔などに使う。

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