水上武(読み)ミナカミ タケシ

20世紀日本人名事典 「水上武」の解説

水上 武
ミナカミ タケシ

昭和期の火山学者 東京大学名誉教授。



生年
明治42(1909)年6月20日

没年
昭和60(1985)年9月8日

出生地
富山県

学歴〔年〕
東京帝大理学部地震学科〔昭和9年〕卒

学位〔年〕
理学博士

主な受賞名〔年〕
日本学士院賞〔昭和31年〕,勲二等瑞宝章〔昭和56年〕,コロンビア共和国ボヤカ勲章

経歴
火山物理学の世界的権威。昭和8年東大浅間山観測所に観測員として赴任以来、火山噴火予知研究に取り組み、先駆的業績を残した。39年4月同観測所長。42年4月東大地震研究所長に就任したが、東大紛争のため、翌41年11月辞任。56年日本学士院会員に選ばれた。日本火山学会委員長を経験。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「水上武」の解説

水上武 みなかみ-たけし

1909-1985 昭和時代の火山学者。
明治42年6月20日生まれ。昭和23年東大地震研究所教授。同大付属浅間火山観測所長,地震研究所長をつとめた。噴火予知にとりくみ,火山に関する地球物理学的研究により,31年学士院賞。昭和60年9月8日死去。76歳。富山県出身。東京帝大卒。著作に「火山と地震」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「水上武」の解説

水上 武 (みなかみ たけし)

生年月日:1909年6月20日
昭和時代の火山学者。東京大学教授
1985年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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