精選版 日本国語大辞典 「水差し」の意味・読み・例文・類語 みず‐さしみづ‥【水差・水指】 〘 名詞 〙① 茶の湯で、釜に足し入れたり、茶碗や茶筅(ちゃせん)を洗いすすぐための水を入れておく器。[初出の実例]「金のふろ・くゎんす・水さし・水こぼしにてあるべく候へ共」(出典:禅鳳雑談(1513頃)中)② 花瓶やコップなどにつぎこむ水を入れておく器物。水つぎ。[初出の実例]「注子は水(ミズ)さし、湯盥、湯釜に湯のあつきとき、水をうめる具なり」(出典:頭書増補訓蒙図彙(1695)一一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
食器・調理器具がわかる辞典 「水差し」の解説 みずさし【水差し/水指し】 ➀水を入れておき、グラスや花瓶などに注ぐのに用いる容器。➁茶道で、釜に足し入れたり、茶碗や茶筅(ちゃせん)をすすいだりするための水を入れておく容器。陶磁器、金属製、木製、竹製などのものがある。◇「水指し」と書くことが多い。 出典 講談社食器・調理器具がわかる辞典について 情報