水方(読み)みずかた

精選版 日本国語大辞典 「水方」の意味・読み・例文・類語

みず‐かた みづ‥【水方】

〘名〙
① 大坂堂島の米市で、場内水打ちなど雑役をする人。〔稲の穂(1842‐幕末頃)〕
② 大坂北浜の金相場会所で場内整理にあたった人。〔大阪市史(1911)〕
河川用水などの汎称川方
※財政経済史料‐八・官制・地方職制雑・寛保三年(1743)四月「上州水方見分御代官被越候入用」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android