水月観音図(読み)すいげつかんのんず(その他表記)shui-yue-guan-yin-tu

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「水月観音図」の意味・わかりやすい解説

水月観音図
すいげつかんのんず
shui-yue-guan-yin-tu

観音の図様の一つ。絵画としては中国,中唐の周 昉創始と伝えられる。観音がその住地南天竺の補陀落 (ふだらく) 山にあって樹木竹林などに囲まれ,水辺の崖上に自由な姿で腰をおろした様子を描いた図。敦煌出土の絵画『水月観音図』は多種顔料で着色されていたが,12世紀以後,禅宗の普遍化とともに数多く制作されて描法も変化し,水墨で簡潔に描かれた。またその名称も白衣 (びゃくえ) 観音,楊柳観音などとなり,観音の姿態もより自由になった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...

五月晴れの用語解説を読む