水木竹十郎(読み)みずき たけじゅうろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「水木竹十郎」の解説

水木竹十郎 みずき-たけじゅうろう

1674-1721 江戸時代前期-中期歌舞伎役者
延宝2年生まれ。初代水木辰之助(たつのすけ)の門人若女方として京都に出演,宝永元年(1704)江戸にうつる。のち初代山中平九郎の娘婿となり,立役(たちやく)に転じた。工藤祐経を演じ,色悪(いろあく)の芸風を創始した。享保(きょうほう)6年9月17日死去。48歳。前名は山本竹十郎。後名は山中竹十郎俳名は花艶。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の水木竹十郎の言及

【色悪】より

…この二つの役がともに4世鶴屋南北の作品であるところからみてもわかるように,江戸後期の文化の爛熟期に完成された役柄。河竹登志夫《色悪考》にも詳述されたが,通説では,この役柄の開祖は女方・二枚目を得意にした水木竹十郎(1674‐1721∥寛文4‐享保6)で,工藤祐経を演じた時初めてこの役柄が登場したという。敵役を得意とした7世市川団蔵は,民谷伊右衛門を初めから敵役で演じるのは間違いで,お岩に惚れているのが変心するところに色悪の性根があると語っている。…

※「水木竹十郎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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