日本歴史地名大系 「水溜御歩町」の解説 水溜御歩町みずためおかちまち 石川県:金沢市金沢城下第二連区水溜御歩町[現在地名]金沢市水溜町(みずためまち)水溜町に接し新竪(しんたて)町寄りに位置。新竪町御徒町ともいう。油車御歩(あぶらぐるまおかち)町と混同しないように水溜を冠称。元禄三年(一六九〇)三月一七日「新竪町御徒町」の高橋儀兵衛宅から出火、新竪町・油車・本竪(ほんかた)町・河原(かわら)町などが焼失した(「変異記」金沢古蹟志)。町名は歩士の宅地地域であったことによる。加賀藩の歩士は六組あることから六組歩士と俗称した。ほかに定番御歩があった(金沢古蹟志)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by