水溜(読み)みずたまる

精選版 日本国語大辞典 「水溜」の意味・読み・例文・類語

みず‐たまるみづ‥【水溜】

  1. 水がたまる池の意で「池」にかかり、転じて人名の「池田」にもかかる。
    1. [初出の実例]「美豆多麻流(ミヅタマル) 依網(よさみ)の池の 堰杙(ゐぐひ)打ちが 刺しける知らに」(出典古事記(712)中・歌謡)

みず‐ためみづ‥【水溜】

  1. 〘 名詞 〙 水を溜めておく所。また、水を溜めておく物。
    1. [初出の実例]「瀦 ミツタメ」(出典:伊呂波字類抄(鎌倉))
    2. 「水溜を読む女房の物すごき」(出典:雑俳・銀土器(1716‐36))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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