日本歴史地名大系 「水薬師寺」の解説 水薬師寺みずやくしじ 京都市:下京区西塩小路村水薬師寺[現在地名]下京区西七条石井町西塩小路(にししおこうじ)通に南面して位置する。真言系単立。塩通山と号し、本尊薬師如来。寺伝によれば延喜年間(九〇一―九二三)に理源大師聖宝が、この地にあった大池の中より薬師如来像を取上げ、安置したのが起りという。中世に兵乱で衰微したが、正保年間(一六四四―四八)に京都所司代板倉勝重により再興。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by