水薬師寺(読み)みずやくしじ

日本歴史地名大系 「水薬師寺」の解説

水薬師寺
みずやくしじ

[現在地名]下京区西七条石井町

西塩小路にししおこうじ通に南面して位置する。真言系単立。塩通山と号し、本尊薬師如来。寺伝によれば延喜年間(九〇一―九二三)に理源大師聖宝が、この地にあった大池の中より薬師如来像を取上げ、安置したのが起りという。中世に兵乱で衰微したが、正保年間(一六四四―四八)京都所司代板倉勝重により再興

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む