水虻(読み)ミズアブ

デジタル大辞泉 「水虻」の意味・読み・例文・類語

みず‐あぶ〔みづ‐〕【水×虻】

ミズアブ科の昆虫体長約1.5センチ。体は黒色で太く、胸に銀毛があり、腹部両側に黄斑がある。幼虫水生で、呼吸のための長い尾をもつ。
双翅そうし目ミズアブ科の昆虫の総称。体は幅広く扁平で複眼が大きい。水辺多くみられ、はねを重ねて止まる。幼虫は水生または陸生

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「水虻」の意味・読み・例文・類語

みず‐あぶみづ‥【水虻】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ハエ双翅)目ミズアブ科の昆虫の総称。世界に広く分布し、約一二〇〇種ほどあり、大きさ、形、色は変化に富む。日本には約六〇種が分布する。
  3. ハエ(双翅)目ミズアブ科の昆虫。体長は一五ミリメートルほどで、腹部は平たく角張っている。体は黒色で側面に黄斑がある。水田などの水辺に多く、温泉などでもみられる。日本各地、ロシア極東部、中国に分布する。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「水虻」の解説

水虻 (ミズアブ)

学名Stratiomyia japonica
動物。ミズアブ科の昆虫

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android