水質環境基準(読み)すいしつかんきょうきじゅん(その他表記)water quality standard

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「水質環境基準」の意味・わかりやすい解説

水質環境基準
すいしつかんきょうきじゅん
water quality standard

公共用水域に対し,人間の健康の保護生活環境を保全するために維持することが望ましい水質のレベルとして,国によって定められた基準値。大別して,(1) 人間の健康にかかわる,カドミウムシアンなどの有毒有害物質に対して定められたもの(→水質汚濁防止法)と,(2) 生活環境にかかわる生物化学的酸素要求量 BOD,大腸菌群数など,水産や上水源利用との関係で定められたものとがある。(→環境基準

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む