氷底噴火(読み)ひょうていふんか

最新 地学事典 「氷底噴火」の解説

ひょうていふんか
氷底噴火

subglacial eruption

氷河氷帽が覆っている地域で起こる噴火。Glaciovolcanism(氷河火山活動)とほぼ同義語。マグマ地表に達すると,直ちに多量の氷または水に接触するため,激しい水蒸気噴火マグマ水蒸気噴火が起こる。噴出した溶岩の表面は,自破砕構造や偽枕状ないし枕状構造を示す部分をもつことが多い。氷河が融解して生じた多量の水は,氷河湖を形成し,それが決壊することで火山泥流洪水となって流下し,ヨークルフロイプ(jökulhlaup)と呼ばれ,壊滅的な威力をもつ洪水がしばしば発生する。アイスランドのグリムスヴォトン(Grímsvötn)の1996年噴火の例があげられる。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む