氷食破砕(読み)ひょうしょくはさい(その他表記)plucking

最新 地学事典 「氷食破砕」の解説

ひょうしょくはさい
氷食破砕

plucking

氷食作用の一種氷河底では,氷河自体の巨大な重量基盤圧力を及ぼすとともに,一般に外気と遮断されているため温度はほぼ0℃を持続しているが,氷体の移動に伴い,基盤の起伏に従って局部的に圧力の変化が起こり,そのため氷の融解・凍結現象が繰り返される。すなわち巨大な重量下における霜食作用で,下底の岩石割れ目にしみ込んだ融氷水が再び凍結すると,岩石面は節理面に沿って分裂破砕し,氷河はその岩石片をつかみ取って運搬し去る。氷食破砕を受ける部分は氷食谷底では羊背岩の下流側急斜部。

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関連語 林原 陽子

岩石学辞典 「氷食破砕」の解説

氷食破砕

氷河によって岩石の破片が持ち上げられ引き裂かれること[Glock : 1928].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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