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永久劣後債 えいきゅうれつごさい

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大辞林 第三版の解説

えいきゅうれつごさい【永久劣後債】

発行者に随時償還の権利はあるが、償還期限のない劣後債。日本では自己資本勘定にみなされることから、銀行が国際決済銀行( BIS )の自己資本比率規制に対応するために発行している。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

永久劣後債【えいきゅうれつごさい】

社債発行企業が倒産した場合,優先株普通株よりも優先するが,債務の弁済順位が通常の無担保社債より低いものを劣後債といい,さらに返済期限がないものを永久劣後債という。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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知恵蔵miniの解説

永久劣後債

発行体が倒産・精算した際の債務弁済順位が、他の債務より低い債権(劣後債)であり、かつ償還期限の定めがないもののこと。一般債務の返済が終わった後に、返済が要求される債権であるため自己資本的性質が強く、銀行監督上適用される自己資本規制(BIS規制)でも資本として認められるため、銀行などの金融機関が自己資本充実などのため発行することが多くなっている。また投資家にとっては、通常の債権より利回りが高く設定され、有期債と比べ高いクーポンレート(表面利率)がついているためメリットがある。ただし発行体は永久劣後債の随時償還を行うことが慣例となっており、定められた償還日に償還(コール)されないこともあるなどリスクも伴う。

(2014-10-20)

出典|(株)朝日新聞出版発行
(C)Asahi Shimbun Pubications Inc
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