デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「永井芳之介」の解説 永井芳之介 ながい-よしのすけ 1833-1864 幕末の武士。天保(てんぽう)4年生まれ。常陸(ひたち)水戸藩士。彰考館で国史の編修にたずさわり,のち与力。元治(げんじ)元年の天狗(てんぐ)党の乱では,藩主名代の松平頼徳(よりのり)の軍にくわわり,那珂湊(なかみなと)で諸生党や幕府軍とたたかう。下総(しもうさ)小堤村(茨城県)で古河(こが)藩兵に捕らえられ,同年10月16日殺された。32歳。名は道正。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例