永字銀(読み)エイジギン

デジタル大辞泉 「永字銀」の意味・読み・例文・類語

えいじ‐ぎん【永字銀】

宝永7年(1710)江戸幕府が発行した銀貨永字丁銀永字豆板銀。永中銀。中字銀。

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精選版 日本国語大辞典 「永字銀」の意味・読み・例文・類語

えいじ‐ぎん【永字銀】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代の銀貨の一つ。宝永七年(一七一〇)から発行された宝永永字丁銀、および豆板銀総称。「永」字の極印があるところからいう。永中銀。永中。
    1. [初出の実例]「慶長以来於銀座吹立候慶長銀元祿銀宝永銀永字銀三宝銀四宝銀享保銀之分吹改候処」(出典:日本財政経済史料‐二・経済・貨幣・鋳造発行の沿革・寛政一〇年(1798)五月日)

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