永山時英(読み)ナガヤマ トキヒデ

20世紀日本人名事典 「永山時英」の解説

永山 時英
ナガヤマ トキヒデ

大正期の修史家,郷土史家 長崎県立長崎図書館館長;第七高等学校教授。



生年
慶応3年3月1日(1867年)

没年
昭和10(1935)年2月6日

出生地
薩摩国日置郡東市来村(鹿児島県)

旧姓(旧名)
浅谷

学歴〔年〕
帝大文科大学(現・東大文学部)史学科〔明治28年〕卒

経歴
川内中学校長、七高教授を経て、大正4年長崎県立長崎図書館長に就任。20年間務め、その間、長崎対外史料の研究に努め、また長崎市史編修参与を嘱託された。著書に「対外史料美術大観」「対外史料宝鑑〈切支丹篇〉」「長崎市史」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「永山時英」の解説

永山時英 ながやま-ときひで

1867-1935 明治-昭和時代前期の歴史家
慶応3年3月1日生まれ。第七高等学校教授をへて大正4年県立長崎図書館の初代館長となる。21年間にわたって在職,長崎のキリシタン文化や対外史料の研究をすすめた。昭和10年2月6日死去。69歳。薩摩(さつま)(鹿児島県)出身。帝国大学卒。旧姓は浅谷。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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