汐泊川
しおどまりがわ
亀田山地中部の台場山南面を水源として南に下り、途中温川(左岸)などを合せて津軽海峡に注ぐ二級河川。流路延長二〇・七キロ(うち指定区間一五キロ)、流域面積一三八・四平方キロ。塩留川(玉虫「入北記」安政四年四月二五日条など)などとも書いた。「検考録」には「川口幅拾五間。泝れば数十間に弘まれる処多し。数町泝て両岐に判れ、寅卯の一条は岩清水沢を行て野縁端といふ所に至る也。亥子の一条は、連理木の東を経て左に長沢、半之丞沢、巣戸橋沢、滝の沢、釜の沢、目名沢あり」「都て川の両端は平地にて畑を開く。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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