江戸千家(読み)えどせんけ

精選版 日本国語大辞典 「江戸千家」の意味・読み・例文・類語

えど‐せんけ【江戸千家】

  1. 〘 名詞 〙えどせんけりゅう(江戸千家流)」の略。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「江戸千家」の意味・わかりやすい解説

江戸千家
えどせんけ

表千家 7代如心斎の門下川上不白 (1716~1807) を祖とする茶道流派の一つ。師の命により江戸に出て駿河台に住み,表千家の茶道を広めた。江戸千家あるいは不白流と呼ぶ。のちに上野の池の端に庵を移し,現在まで継承されるが分派も多い。

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世界大百科事典(旧版)内の江戸千家の言及

【川上不白】より

…江戸中期の茶匠。江戸千家,不白流の祖。紀伊国(和歌山県)新宮藩水野家の臣,川上五郎作の次男。…

※「江戸千家」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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