日本歴史地名大系 「江戸堀川」の解説 江戸堀川えどぼりがわ 大阪府:大阪市西区江戸堀川元和三年(一六一七)に開削された堀川で、東は西横堀(にしよこぼり)川に接続し、土佐堀(とさぼり)川の南を同川に並行して西流し百間堀(ひやつけんぼり)川に注いでいた。両岸一帯の地域を江戸堀とよぶ。昭和三〇年(一九五五)埋立てられ姿を消したが、かつての流路は現在の江戸堀一―三丁目に含まれる。名称の由来は不明で、長さ一一町四一間、川幅は上流一三間・下流一八間であったが、明和元年(一七六四)土砂を浚渫して両岸が築立てられ、川幅は八間となり、また同四年下流が築立てられ長さは一二町一六間となった(大阪市史)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by