江戸暦(読み)えどごよみ

精選版 日本国語大辞典 「江戸暦」の意味・読み・例文・類語

えど‐ごよみ【江戸暦】

  1. 〘 名詞 〙 江戸の暦問屋が諸国に売った暦。関東東北などに流布綴本、懐中形、柱暦などさまざまな体裁がある。綴本の表紙にその年の十二支朱印を押した。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の江戸暦の言及

【暦】より

…綴暦で初めは伊豆国一国のみで販売を許されていたが,のちには相模でも売ることを許可された。
[江戸暦]
 江戸には暦問屋の組合があり,それに属する問屋で刷られ売り出された。1600年(慶長5)ころに始まった。…

※「江戸暦」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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