江戸芸者(読み)エドゲイシャ

精選版 日本国語大辞典 「江戸芸者」の意味・読み・例文・類語

えど‐げいしゃ【江戸芸者】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「江戸」は郭外の江戸市中の意 ) 遊郭内の芸者に対して、江戸の市中に住む町芸者。両国柳橋辺、葭町(よしちょう)甚左衛門町辺、堀江町辺、京橋辺に多かった。
    1. [初出の実例]「深川げいしゃなぞとちがって、江戸げいしゃは船頭ににくまれると、いろいろあたをするゆへの事さ」(出典:洒落本・妓者呼子鳥(1777)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android