池上休柳(読み)いけがみ きゅうりゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「池上休柳」の解説

池上休柳 いけがみ-きゅうりゅう

1795-? 江戸時代後期の画家
寛政7年生まれ。池上秀華の父。池上秀畝(しゅうほ)の祖父。代々紙屋で信濃(しなの)(長野県)高遠藩御用達。同藩絵師の狩野(かのう)休真に教えをうけ,師に随行して江戸にいき,北原安貞に漢籍をまなぶ。和歌俳句・文章にもたくみだった。字(あざな)は継隆。通称は庄八。別号に青陽(楊)斎。著作に「松柳問答」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む