池上信一(読み)イケガミ シンイチ

20世紀日本人名事典 「池上信一」の解説

池上 信一
イケガミ シンイチ

昭和期の小説家



生年
明治44(1911)年4月16日

没年
昭和45(1970)年3月4日

出生地
山形県米沢市

別名
別名=谷中 初四郎

学歴〔年〕
早大文学部国文科〔昭和10年〕卒

主な受賞名〔年〕
講談社倶楽部賞(第1回)〔昭和26年〕「柳寿司物語」

経歴
昭和11年「山蟹」が「サンデー毎日」の懸賞小説佳作入選し、以後大衆文学を志す。26年「柳寿司物語」で第1回の講談倶楽部賞を受賞。他の作品に「馬狂いの女たち」「落語倫理学」などがある。31年「小説会議」を創刊した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「池上信一」の解説

池上信一 いけがみ-しんいち

1911-1970 昭和時代の小説家。
明治44年4月16日生まれ。昭和11年の「山蟹」が「サンデー毎日」に入選。26年「柳寿司物語」で第1回講談倶楽部(クラブ)賞を受賞した。芸道をえがく小説にすぐれた。昭和45年3月4日死去。58歳。山形県出身。早大卒。別名に谷中初四郎。作品はほかに「落語倫理学」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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