池原義郎(読み)いけはらよしろう

百科事典マイペディア 「池原義郎」の意味・わかりやすい解説

池原義郎【いけはらよしろう】

建築家東京生れ。早大大学院修了後,山下寿郎建築設計事務所勤務。1956年ガウディシュタイナーの紹介者である早大の今井兼次研究室に学ぶ。1971年早大教授。1988年池原義郎建築設計事務所設立。自然との融合を意図した繊細な作品特徴代表作に所沢聖地霊園礼拝堂・納骨堂(1973年),早稲田大学所沢キャンパス人間科学部(1987年),浅蔵五十吉美術館(1993年)などがあるほか,西武ライオンズ球場(1979年)も手がけている。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「池原義郎」の解説

池原義郎 いけはら-よしろう

1928- 昭和後期-平成時代の建築家。
昭和3年3月25日生まれ。昭和46年母校早大の教授となる。ガウディらに注目する師の今井兼次の建築理念をつぐ。作品に所沢聖地霊園(49年建築学会賞),早大所沢キャンパス(63年芸術院賞),西武ライオンズ球場などがある。63年池原義郎・建築設計事務所設立。平成元年芸術院会員。東京出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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