池江璃花子(読み)いけえりかこ

知恵蔵mini 「池江璃花子」の解説

池江璃花子

競泳選手。2000年7月4日、東京都生まれ。17年4月現在、私立淑徳巣鴨高校(東京都)在学中。「スポーツクラブ&スパ ルネサンス亀戸」所属。3歳から水泳を始め、10年頃より全国レベルで活躍する。14年に初の国際大会(ジュニアパンパシフィック選手権)に出場した。15年4月の日本選手権では、50メートルバタフライで、中学生として19年ぶりとなる優勝を果たしている。16年1月、北島康介杯・東京都選手権の100メートル自由形では、日本人女子初となる53秒台(53秒99)を記録した。16年のリオデジャネイロ五輪では、日本競泳史上最多となる7種目に出場している。17年4月に行われた日本選手権兼世界選手権代表選考会では、50メートル・100メートル・200メートルの自由形、50メートル・100メートルのバタフライの5種目で優勝し、女子4冠(萩原智子・渡部香生子)を抜き、男子5冠(萩野公介)に並ぶ快挙を成し遂げた。また、全種目で日本代表権を獲得した。

(2017-4-20)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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