20世紀日本人名事典 「池田伴親」の解説 池田 伴親イケダ トモチカ 明治期の果樹園芸学者 東京帝大農科大学助教授。 生年明治11(1878)年2月22日 没年明治40(1907)年3月15日 出生地東京・四谷左門町 学歴〔年〕東京帝大農科大学〔明治34年〕卒 学位〔年〕農学博士〔明治40年〕 経歴我が国園芸技術導入の先駆者で、三田育種場初代場長を務めた池田謙蔵の長男。明治36年東京帝大講師、39年助教授となり、園芸学の講座を担当。俊英として知られ、我が国における園芸学に科学的研究を導入したが、29歳で夭折した。著書に「園芸果樹論」「蔬菜園芸教科書」などがある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
朝日日本歴史人物事典 「池田伴親」の解説 池田伴親 没年:明治40.3.15(1907) 生年:明治11.2.22(1878) 明治時代の園芸学者。三田育種場初代場長で大日本農会の創設者のひとりとして活躍した池田謙蔵の長男。東京四谷生まれ。一高を経て,明治34(1901)年7月東京帝大農科大学を卒業,36年1月同大講師となり,翌37年12月園芸学講座を担任,39年2月には同大助教授に任ぜられた。40年3月,農学博士。30歳で没したため活躍の期間は短かったが,わが国における園芸の科学的研究は,池田によって初めて着手されたと高く評価されている。論文「百合科植物反足細胞ノ生殖的作用ニ就テ」,主著に『園芸果樹論』(1904)がある。 (友田清彦) 出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「池田伴親」の解説 池田伴親 いけだ-ともちか 1878-1907 明治時代の園芸学者。明治11年2月22日生まれ。池田謙蔵の子。明治39年母校東京帝大の助教授となる。野菜,果樹の基礎的研究で知られた。明治40年3月15日死去。30歳。東京出身。著作に「園芸果樹論」「蔬菜園芸教科書」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by