池田類治郎(読み)いけだ・るいじろう

朝日日本歴史人物事典 「池田類治郎」の解説

池田類治郎

没年:明治35.8.27(1902)
生年天保8.9.3(1837.10.2)
明治期の牧畜改良家。美作国真島郡見尾村(岡山県勝山町)の人。菅谷村大杉の山野990ha余を牧場とし(明治11年に完成),明治10(1877)年には内務省勧農局より短角牛種牡牝2頭を借り受けるなどして,牛の品種改良繁殖を行った。<参考文献>『農務顛末』『真庭郡誌』『勝山町史

(神立春樹)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「池田類治郎」の解説

池田類治郎 いけだ-るいじろう

1837-1902 明治時代の畜産家。
天保(てんぽう)8年9月3日生まれ。美作(みまさか)真島郡見尾村(岡山県勝山町)の人。同郡菅谷村(すがたにむら)大杉に牧場をつくり,明治10年内務省から短角牛雌雄2頭をかりて,牛の品種改良と繁殖につとめた。明治35年8月27日死去。66歳。

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