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「池谷=関すい星」の意味・わかりやすい解説
池谷=関すい(彗)星【いけや=せきすいせい】
1965年9月に日本の池谷薫と関勉が発見した光度7等の新すい星。太陽の表面から13万kmのところを通過し,核が数個に分裂するのが観測された。ほぼ同じ軌道のすい星が1843年,1880年,1882年,1887年,1945年,1965年に観測されており,元は1個の大すい星であったものが,太陽に接近するたびに分裂を繰り返して数が増えたものと考えられている。
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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