池頭村(読み)いけがしらむら

日本歴史地名大系 「池頭村」の解説

池頭村
いけがしらむら

[現在地名]一色町池田いけだ

市子いちご川の左岸に開けた集落。北は市子村(現西尾市)、東は中田なかだ村。慶徳きようとく寺の寺伝によると、開山釈匡真が延徳三年(一四九一)に没しているから、村の創立はそれ以前と思われる。村名の由来は、大城おおしろ池・御留おとめ池に起こるという(一色町誌)。三河国郷帳に記す石高三八五石二斗二升、うち一石西光さいこう庵領。文政六年(一八二三)の戸数三六、人数一六二。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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