最新 地学事典 「沃川層群」の解説
オクチョンそうぐん
沃川層群
Okchon Group
韓国沃川帯中央部に分布する時代未詳地層群。主に片岩・苦灰岩・石灰岩・珪岩・千枚岩・粘板岩などで構成される。層厚不明(非常に厚い)。カンブリア~オルドビス系の変成相であるとする説と先カンブリア界(原生界)とする説がある。下部層からカンブリア紀を示す古杯類,中部層からオルドビス紀のコノドントの化石が産出し,カンブリア~オルドビス系とする説が有力。中村新太郎(1923)が沃川系を提唱。第2次大戦後,沃川層群の名称が使用されている。
執筆者:田沢 純一
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

