与那城(読み)よなしろ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「与那城」の意味・わかりやすい解説

与那城
よなしろ

沖縄県沖縄島中部東海岸にあるうるま市東部の旧町域。与勝半島東岸に位置し,藪地島平安座島,宮城島,伊計島を含む。1994年町制。2005年石川市,具志川市,勝連町と合体し,うるま市となる。地名は近世以来の間切(まぎり。行政区画)名に由来し,村制時代まで「よなぐすく」と読んだ。石油貯蔵基地の平安座島との間に海中道路がつくられている。与勝半島から島々が点在する東海岸一帯は海岸線や海の美しさで知られていたが,近年平安座島や中城湾岸が臨海工業地帯となるにつれ,その景観は失われつつある。国指定史跡仲原遺跡がある。

与那城
よなぐすく

与那城」のページをご覧ください。

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改訂新版 世界大百科事典 「与那城」の意味・わかりやすい解説

与那城 (よなしろ)

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世界大百科事典(旧版)内の与那城の言及

【与那城[町]】より

…人口1万3123(1995)。1994年与那城(よなぐすく)村が改称・町制。沖縄島(本島)中部の東海岸に突出した与勝(よかつ)半島(勝連半島)北半部と藪地(やぶち)島,平安座(へんざ)島,宮城(みやぎ)島,伊計(いけい)島などの島々からなる。…

※「与那城」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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