沖縄日米特別行動委員会(読み)おきなわにちべいとくべつこうどういいんかい(その他表記)Special Action Committee on facilities and areas in Okinawa

日本大百科全書(ニッポニカ) 「沖縄日米特別行動委員会」の意味・わかりやすい解説

沖縄日米特別行動委員会
おきなわにちべいとくべつこうどういいんかい
Special Action Committee on facilities and areas in Okinawa

略称SACO。正式には「沖縄における施設及び区域に関する特別行動委員会」。沖縄の米兵による少女暴行事件をきっかけに沸き起こった、基地縮小を求める沖縄県民の声を背景に1995年11月設置。日本側は外務省防衛庁(現防衛省)、アメリカ側は国務省国防総省在日米軍が参加。96年12月の最終報告では、沖縄米軍基地の21%にあたる5000ヘクタールを今後5~12年以内に返還すること、普天間基地の返還にともなう代替ヘリポートの建設、日米地位協定の見直しなどを決定した。それをもって、SACOは解散となり、以後、実現に向けての検討は日米安全保障高級事務レベル協議が引き継いだ。

[本谷夏樹]

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