沙喝(読み)シャカツ

デジタル大辞泉 「沙喝」の意味・読み・例文・類語

しゃ‐かつ【沙喝】

沙弥喝食しゃみかっしき」の略。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「沙喝」の意味・読み・例文・類語

しゃ‐かつ【沙喝】

〘名〙 仏語禅家で、剃髪して沙彌となり、喝食(かっしき)の服を着ている童のこと。食堂(じきどう)大衆食事案内をする者。沙彌喝食(しゃみかっしき)
空華日用工夫略集‐応安四年(1371)一二月一三日「勾下春屋小師度弟僧沙喝共二百三十余人名字」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android