沢ゆき(読み)サワ ユキ

20世紀日本人名事典 「沢ゆき」の解説

沢 ゆき
サワ ユキ

大正・昭和期の詩人



生年
明治27(1894)年2月15日

没年
昭和47(1972)年11月29日

出生地
茨城県稲敷郡茎崎村

本名
飯野 ゆき

経歴
川路柳虹師事、大正7年創刊の「現代詩歌」、詩話会編「日本詩集」などで詩を発表、10年詩集「孤独の愛」を出版して女流詩人の座を確立した。その後、「新詩人」「炬火」「日本詩人」「詩聖」などで活躍し、晩年は「日本詩」に拠った。詩集は他に「沼」「浮草」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「沢ゆき」の解説

沢ゆき さわ-ゆき

1893-1972 大正-昭和時代の詩人。
明治26年2月15日生まれ。川路柳虹(りゅうこう)に師事し,「炬火(たいまつ)」などの詩誌に叙情詩を発表。大正10年の詩集「孤独の愛」は島崎藤村から激賞された。昭和47年11月29日死去。79歳。茨城県出身。共立女子職業学校(現共立女子大)卒。旧姓相沢本名は飯野ゆき。詩集に「沼」「浮草」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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