20世紀日本人名事典 「河合卯之助」の解説 河合 卯之助カワイ ウノスケ 大正・昭和期の陶芸家 生年明治22(1889)年3月3日 没年昭和44(1969)年1月14日 出生地京都府京都市 学歴〔年〕京都市立絵専〔明治44年〕卒 経歴父、河合瑞豊に陶技を習い、京都五条坂で製陶。大正4年自営に踏み切り、7年初個展を開いた。11年朝鮮に渡り李朝陶器を研究。昭和2、3年帝展工芸部門で入選したがその後は団体に所属せず、東京、大阪の三越で専ら個展を開いた。3年京都府乙訓郡向日町に窯を築き、文様で独自の境地を開いた。8年押葉紋様手法で特許を取り“赤絵の卯之助”といわれた。著書に「窯辺陶話」「あまどころ」などがある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「河合卯之助」の解説 河合卯之助 かわい-うのすけ 1889-1969 大正-昭和時代の陶芸家。明治22年3月3日生まれ。父にまなぶ。大正11年陶器研究のため朝鮮に旅行。昭和2年,3年帝展に入選したが,以降は個展で作品を発表。京都府向日(むこう)町に窯をきずき,8年押葉文様の技法で特許をえた。昭和44年1月14日死去。79歳。京都出身。京都市立絵画専門学校卒。著作に「窯辺陶話」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by