デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「河尻幸俊」の解説 河尻幸俊 かわしり-ゆきとし ?-? 南北朝時代の武将。肥後(熊本県)飽田(あきた)郡河尻荘を本拠に活躍。貞和(じょうわ)5=正平(しょうへい)4年(1349)足利直冬(ただふゆ)が高師直(こうの-もろなお)の命をうけた杉原又四郎に急襲されたとき,備後(びんご)(広島県)鞆(とも)の津から海路肥後河尻津にむかうのをたすける。のち直冬が九州探題になると,その恩賞として肥前守護に任じられた。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by