河崎蘭香(読み)カワサキ ランコウ

20世紀日本人名事典 「河崎蘭香」の解説

河崎 蘭香
カワサキ ランコウ

明治・大正期の日本画家



生年
明治15(1882)年11月9日

没年
大正7(1918)年3月13日

出生地
愛媛県西宇和郡八幡浜

本名
河崎 菊子

旧姓(旧名)
神山

別名
通称=きく

経歴
父・奨、母・郁の子として愛媛に生まれる。32年京都に出て、菊池芳文に師事し四条派を学び、36年上京して寺崎広業に師事する。絵画共進会などで入選を重ね、40年東京勧業博覧会で「冷美」が3等賞碑を受賞、第1回文展に「夕雲」が入選する。以後、文展に「姉妹」「たわむれ」「歌のぬし」「夏の夕」が入選、大正3年第8回文展に「広間へ」が褒状、4年第9回文展に「霜月十五日」が3等賞を受賞する。巽画会会員。美人画花鳥画を得意とした。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「河崎蘭香」の解説

河崎蘭香 かわさき-らんこう

1882-1918 明治-大正時代の日本画家。
明治15年11月生まれ。菊池芳文,寺崎広業にまなぶ。美人画,花鳥画を得意とし,大正3年文展で「広間へ」が褒状,翌年「霜月十五日」が3等賞となる。大正7年3月13日死去。37歳。愛媛県出身。旧姓は神山。本名は菊子。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「河崎蘭香」の解説

河崎 蘭香 (かわさき らんこう)

生年月日:1882年11月9日
明治時代;大正時代の日本画家
1918年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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