日本歴史地名大系 「河端町」の解説 河端町かわばたまち 富山県:滑川市滑川町河端町[現在地名]滑川市河端町北陸街道の南に位置し、当町内の領家(りようけ)村飛地にある養照(ようしよう)寺北側を河端川が東流する。東は横(よこ)町、北は山王(さんのう)町。寛永元年(一六二四)養照寺が鏡田(かがみだ)村(現富山市)から領家村飛地に移転してきたのちに人家が増加し、正保年間(一六四四―四八)頃に河端町と名付けられたと伝える(滑川町誌)。 河端町かわばたまち 石川県:金沢市金沢城下第七連区河端町[現在地名]金沢市東山(ひがしやま)一丁目四丁三番(しちようさんばん)町に続き南西へ観音(かんのう)町と交わって浅野川岸に至る通りに沿う町。川端町とも記した。元禄九年(一六九六)の書上(「片岡孫作筆録」加越能文庫)に地子町とある。文化八年(一八一一)の金沢町絵図名帳によれば家数は約一〇で、通りのほとんどで片側の家建てであった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by