河間宮前村(読み)こうまみやまえむら

日本歴史地名大系 「河間宮前村」の解説

河間宮前村
こうまみやまえむら

[現在地名]芦原町河間

竹田たけだ川の南岸に位置する。東は玉木たまき村。正保郷帳や「越前地理便覧」などには宮前村とあり、元禄・天保両郷帳では近くにあった別の宮前村と区別して河間宮前村と記す。

正保郷帳によると総石高二二九・四八石で、田方一九石余・畠方二一〇石余。正保の越前国絵図では河間村の東北の竹田川南岸に「高間村」とあり、その石高から当村と思われる。しかし「越前地理便覧」には「此村同郡ニ二ケ所有、内一ケ所ハ河間村高内ニテ外ニ村無之」とあり、貞享二年(一六八五)頃にはすでに人家がなかったようである。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む